大石 さやか

会社員。吉本ばなな氏の著作を通じてTaozen・大内氏を知り、瞑想・太極拳のワークショップを中心に参加。仕事で人材育成業務に携わりながら、「その人がその人らしく力を発揮できる環境づくり」を目指してファシリテーションを勉強し、ファシリテーターとしても場づくりを行っている。

 


Q. チネイザンを知ったきっかけや学ぼうと思った経緯を教えてください。

チネイザンのレベル1に参加したのはまさにコロナ禍で、生活スタイルも大きく変わった時期です。外の環境が大きく変わっても人の役に立てる手のしごとを身につけたいと思い、参加しました。
また、当時不妊治療中で先行きにもやもやとした悩みを抱えており、もっと身体を見つめなおしたいと思ったこと、チネイザンを通じて大内さんの佇まい・考え方にふれて自分のあり方も見直していきたいと思ったことも大きな後押しになりました。

 

Q. チネイザンを学んでからの気づき・発見・自身の変化など教えてください。

レベル1では不妊治療、レベル2では妊娠・出産・育児と、人生の大きな出来事をチネイザンのクラス受講中に迎えました。頭だけで考えると答えのでない悩みや選択も、チネイザンの仲間にお腹を触れてもらう・触れる、瞑想をする…そうしたことを通じて、身体と心が互いに相談しあって前に進めましたように感じています。
普段の自分だったら深刻になったり、悩んだりしがちなことも、割とのほほんとした気持ちで(笑)過ごせました。

 

Q. チネイザンの魅力について教えてください。

とても印象に残っているのが、大内さんがコースの中で話された「便秘は解消すればいいというものではない。その人の体や生き方の何かが便秘ということ必要としていたのかもしれない」ということ。
クライアントの生き方・体をまず受け入れた上で、その人にとって必要なことを一緒に探していけるのがチネイザンのらしさであり、“慈”のあるアプローチだと思います。

 

Q. チネイザンをどのように活用していきたいですか?

チネイザンの、人への想像力(どんな生き方をしているのか・その人がらしさを発揮するには何か必要そうか等々)や、クライアントとともにいるというあり方は、日々の生活でもエッセンスとしてにじみ出るなぁと感じています。

会社員をしていてチネイザンのセッションをできる機会が限られる分、普段の生き方・人との向かい合い方にチネイザンのエッセンスを活かして、接する人を応援していきたいなと思っています。

 

Q. これからチネイザンを学ぼうとしている方へのメッセージ

私自身が人生の節目にチネイザンがあったことで、生き方が変化したと感じています。
もちろん人生で悩みがなくなる日は決して来ないですが、それと向き合う土台が少しずつできてきているような…。
今、人生の中で大変な時期でチネイザンを学びたいけれども悩んでいるという方がいれば、チネイザンを学ぶことが手助けになるかもしれません。特にお子さんが小さくて、子育てとの両立で(仕事も含めれば三立ですね)ためらっている方。私もレベル2は後半と合宿が子連れ参加でしたが、赤ちゃんがいることをチネイザンのコースで当たり前に受け入れてもらったことは、子育て人生のいいスタートになりました。
迷ったらぜひ一歩を踏み出してみてください。

19期 大石さやか