一日通しで行われるチネイザンのクラスやTaoZenワークショップではお馴染みの「お昼寝」。
ランチタイムの後に皆でヨガマットに横たわって寝る時間です。

 

私は以前から昼寝が苦手でした。
・部屋が明るく周りに人がいると落ち着かず、眠るモードに入れない。
・眠れないと、とても時間が無駄になったように感じる。
・眠れたら眠れたで頭痛が始まる。
という理由でした。
ところが、TaoZenスタジオで何度か昼寝をするうちに、気持ち良く眠れることが増えてきたのです。といっても最後の2~3分(?)程度、寝ているのは一瞬だと思うのですが、かなり深いリラックス状態を味わえます。

 

先日はチネイザンクラスの昼寝中に、お腹の暖かさで目が覚める体験をしました。
「不思議な感覚!」と思って、再び眠りに落ちるとまたもや、ふわーっとお腹が暖かくなり、安心感とともに目が覚めました。
そこにいた皆がお腹のことを考えていたり、お腹で何かを感じていたりしたからかなぁ、と。

 

瞑想もそうなのですが、これが一人の時には味わえない「場」の力だと思います。
昼寝というと、シエスタのような長い昼休み(休憩+昼寝)のまったりとしたイメージがありました。最近はパワーナップ*と呼んで、仕事の生産性を上げるために昼寝=仮眠を推奨する企業も国内外で増えているようです。

 
*パワーナップ(Power-Nap)・・・十数分から数十分程度の短い睡眠を取り心身の回復を図ること。
最大20分程度が目安だそう。ちなみに、上に書いたような昼寝のあとに起こる頭痛は、昼寝の時間が長過ぎたことが原因と思われます。
呼び方が違うと、昼寝のイメージもだいぶ違いますね。

 

山田幸代
セラピスト歴24年。現在は「足と健康を」テーマにしたショップ運営と、フットやチネイザンの施術を行っています。2009年よりチネイザンプラクティショナー(レベルⅠ)。
【活動場所】 恵比寿コアトリートメントスペース(MBTショップ恵比寿コア内)
http://coregallery.jp/