冬の山歩きが好きです。

冬の山の醍醐味は、人が少ないことと、空気が冷たく澄んでいること。

夏は暑過ぎて登れないような低山こそ、冬がチャンスです。
東京近郊にも、名前も知られていないような300~400mの低山で素晴らしい場所がたくさんあります。

「何を楽しみに登ってるの?」と聞かれることがよくあるのですが、特に低山の場合は「絶景」でもないし、
「登頂の達成感」でもないような気が・・・
山を趣味とする人たちの中には、「ピークハント」(=登頂すること)を目的にせず、ただ山を歩くことそのものを楽しむ人たちが結構います。
結果や効率は関係なく、ただ登ってまた下りる。そのプロセスに何があるかは歩かないとわかりません。
無心に歩いていたかと思えば、ふと、自分の中に沸き上がる身体感覚や思考を発見することもあり、面白いのかもしれませんね。山歩きと瞑想はよく似ていると思います。

部屋で座って2時間瞑想するのは大変(私の場合)ですが、山を歩いていると2~3時間があっという間です。

そして足が元気になり、頭がすっきり!
朝早く出て昼前に下山すれば、なんとも有意義な一日に感じます。

写真:冬の山(群馬県の山で撮ったもの)

 

山田幸代

セラピスト歴24年。現在は「足と健康を」テーマにしたショップ運営と、フットやチネイザンの施術を行っています。

2009年よりチネイザンプラクティショナー(レベルⅠ)
【活動場所】 恵比寿コアトリートメントスペース(MBTショップ恵比寿コア内)
http://coregallery.jp/