この施設を始めたランダとリナ
Freedom To Dream
シリア難民の子供たちの学校のスローガン
僕たちは夢を抱く自由があるのに、それを充分に使っていない!
昨年、
ベイルートで現地の人たちにTaoZenのリトリートを行う貴重な体験をした。
僕を招待してくれたリナが
シリア難民の子供たちの世話をする施設に関わっている。
早速連れて行ってもらった。
まず、施設に入って、すぐにかなりの衝撃を受けた。
学校のスローガンは「Freedom to Dream」。
この一見あかるくて目が輝いている子供たちには、
夢を抱く自由が十分にない。
ドキッとした。
僕たち日本人は、夢を抱く自由があるのに、充分に使っていない。
夢を実現するどころか、きちんとした夢を抱くことさえしていない。
「それは無理」、「自分には無理」、「もう遅い」、
「お金がいる」、「周りが無理だと言う」
というようなことで諦めているところがある。
だから夢を実現するどころか、
ワクワクするような「夢」を抱こうともしていないのではないだろうか。
他の人の「夢」に対しても、
それは無理でしょう、とか、そんな小さなこととか大きすぎるとか、
大人じみた態度で台無しにしていないだろうか。
夢はどうせ無理だから、ここで安全に一緒にいましょう、
みたいなことを考えてしまっていないだろうか。
夢は叶うようになっています。
その力も充分に使っていない。
自分の夢がはっきりしていない。
自分の夢じゃないものを夢だと思っていないだろうか。
今の自分の夢をはっきりさせる。
そのためにはいろんな作業が必要だ。
そして夢を叶える癖をつける。
「三つの願い Three Wishes 」と呼ぶ瞑想ワークがそれだ。
ゴールデンウィークに千葉の150年の古民家で、
マクロビオティックの食事をいただきながら、このワークを行います。
一緒に夢を抱いて、実現していきたい。
この子たちのためにも。
この子たちの明るい笑いと輝く瞳が消えないように!
ちなみに、この施設はこちら。
https://www.borderlessngo.org.
ほとんどの子供達は最初は文字も数字も読めない。
親は子供が基礎教育をすることに価値を認めてもいない。
この施設は、子供達が学校に行けるための基礎を学んで、
できるだけ学校に行けるようにする施設だ。
この子たちの状況は、非常に不安定。
将来は全く見えていない。故郷に帰ることができるかも分からない。
輝く瞳が、僕の心に痛い。
僕は、夢をもっと大きくみないとと思う。
他の人たちの夢は、応援しようと思う。
そして、ベイルートで僕のリトリートに参加してくれたグループから、
15人ほど日本に桜を見ながらの瞑想のリトリートに来てくれる。
みんな日本は初めて。
保健農園ふふ山梨でリトリートをしてから、彼らは京都と高野山を回る。
嬉しいことだ。