最近、私は…
「コントラストを楽しむ!」という事を自分のキーワードにしています(笑)
私は、昔から…
ネガティブ=悪いこと
闇=悪いもの(怖いもの)
嫌う=悪いこと
だから…
「悪いものは、自分の中に無い方がいいし、私の世界から追い出さなければならない」っと思っていました。
そんな私がとる行動といえば…
ネガティブをなくして、常にポジティブでいよう!
怖い闇の部分は見ないようにしよう!
好き嫌いはいっちゃダメだ!
そんな思考回路になっていたように思います…
でも…
色々な体験を通して…
ネガティブがあるからポジティブがわかり…
闇があるから初めて光がわかり…
嫌いがあるから好きがわかり…
それは…
全て「陰と陽」みたいなもので…
どれか一つでは成り立たなくて…
対極があるからこそ、その移ろいが、何とも言えないコントラストをうむのではないか…
例えるならば…
太陽が降り注いでいた明るい昼間から、徐々に暗くなって夕方になると、きれいな夕焼けが現れ…そして暗い夜になる…
みたいな…(笑)
だから…
別にどれが「悪い」「良い」もなくて…
全ては絵の具のようで…
一色だけでもきれいだけど…
でも、色々な色があった方が、混ざり合って色々なコントラストをうみ、それがその人の個性となって、その人の深みにもなる…。
チネイザンをやっている時も、そんな感覚がするのです。
「お腹のここが硬いから問題だ!」
「この部分を良くしよう!」
最初の頃はそんな事も考えていましたが…
最近では、そのお腹の状態もこの方のコントラストなのかなと思うようになりました。
必要に応じてそのコントラストが変化していく。
その変化をクライアントと一緒に私も楽しむ。
今は…
そんな世界観のチネイザンを楽しもうと思っております。
今は…ね…(笑)
小谷野 和子
作業療法士として10年以上リハビリの仕事に関わる中で、身体の症状の奥には心(特に感情)の問題が大きく関わっていると強く感じるようになり、「臓器と感情の関係」にアプローチするチネイザンに興味を持ち、10期チネイザンプラクティショナー養成コースに参加。2016年12月にプラクティショナーとなり、現在は作業療法士&チネイザンプラクティショナーとして活動中。