“内臓と感情が深い関係にあるってどういうことなんだろう?”

それを知りたいというのが、私がチネイザンを始めたきっかけでした。

 

 

内臓感覚で感情を表現している言葉は多くて、たとえば…

腹が立つ

腹が煮えくり返る

胸が高鳴る

胸がきゅんとする

身が縮む思い・・などなど

 

いろいろありますが、それぞれの気持ちも身体感覚もしっかり伝わってきますよね。

くよくよ悩んでいると、胃が気持ち悪くなったり…

子供が怖い思いをすると、お漏らししたり…

悲しくなると肺がしぼんで、うつむきになったり…

 

“感情はどこから生まれるのか・・・”

 

 

それは、言葉や視覚、音、皮膚感覚などの外からの刺激に対しての反応であり、

その元はきっと身体や心の深い部分から生まれてくるのだと思います。

そこにいろんな想い、過去の体験や考えがひっついて

どんどん複雑なものになっていきます。

そして、それは内臓に蓄積されていきます。

 

チネイザンを受けると、すっかり忘れていた過去の感情や想いがふっと浮き上がってくることがあります。それがリリースされると、身体の芯からリラックスして、今までにない安心感が湧き上がってきます。

 

感情は人生をカラフルにしてくれるツールでもありますが、それに振り回されるとしんどくなってしまいますよね。感情をコントロールしようと頭で考えるよりも、おなかをリラックスさせる方が早いのかなと感じています。

 

 

青江 杏香

()日本チネイザン協会認定チネイザンプラクティショナー(ベルII)、および日本チネイザンスクール・アシスタントインストラクター。ネイザンプラクティショナーとして、土日祝を中心に、東京・阿佐ヶ谷にてセッションを行うとともに、日本チネイザンスクールのアシスタントインストラクターとして、プラクティショナーの養成に携わっている。